月と太陽の恋愛関係
「うわぁ!」

「ゴンッ」

女とは思えないような、色気も何も無い神崎の叫び声が聞こえたかと思えば、俺は後ろにゴロン、とひっくり返り、後頭部を強打した。


「ッー…

てんめぇ…


俺を殺す気か!?

たった一回のキスで俺を殺す気かぁ!?」

「ご、ごめんって、

っつかファーストキス奪われたら、こんぐらい普通じゃね!?」

「うるぇな。

黙れよ。」

「はぁ!?
二宮が一番‥んんぅ…!」

「スキありぃ~♪」

「ッ…

馬鹿やろぉおおぉぉぉおお!!!!!」

馬鹿野郎はお前だっつーの。


俺には逆らえねーんだよ。


っつか当たり前の罰だし。


その前にこれがファーストキスって…コイツは処女か?





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