月と太陽の恋愛関係

何故か俺と離れて歩く神崎。


俺の後を小走りに追う。

「わりぃ、ちょっと速かったな。」


そう言って隣に来いと視線を送った。

それが分かってか、神崎は俺の隣に着く。


「…」

沈黙の中、苦しそうに顔を歪める神埼。


その表情に俺の胸は締め付けられる。
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