月と太陽の恋愛関係


出会って初めてのデート。

楽しい日を過ごす筈だった。





なのに…






「…あのね、聞いて欲しい事があるの……。」


いつになく真剣な表情の彼女。


「ん。」


彼女はすぅ、と深く息をはいて話しだした。


「あのね、あたし、もう…疲れたよ……」

「は?」


俺は言葉の意味を理解出来なかった。

いや、理解したくなかった。


「だからね?







別れて欲しいの…。」









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