月と太陽の恋愛関係

そして彼女は何度も掲示板と自分の受験番号を見比べていた。

と、思うと今度は泣きそうな顔になり、拳を強く握った。



きっと落ちたんだろう。と思っていると彼女はこっちに走って来た。


すれ違い様にした優しい香りを今でも覚えている。



そして俺は知らず知らずの内に彼女を思うようになっていた。




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