月と太陽の恋愛関係
そこには小さな寝息を立て、眠っている夜月。


その閉じられた瞼の隙間から、ほんの少しだけ涙が溢れ、輝いていた。



きっと、辛かったのだろう。

俺は夜月の事なんて何も知らない。


だけど、だけど守りたい。

きっとこの気持ちは誤魔化す事の出来ない、俺の本心。


だから……



今だけ強く抱きしめさせてくれ…



そっと、震える夜月に腕をまわす。

その瞬間に零れた彼女の涙。


もう二度と離さない。


俺の大切な人。


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