魔法使いですが、何か?
「っ!?」

……冷静になれ僕
なんで僕はミッシェに
背負い投げなんかされているんだ
友達Aに友達(その他三人)
が逃げ帰った事を告げられ
激怒

僕が壊れていると
ミッシェが何処からともなく
中華鍋を取りだし、
僕の頭をおもいっきり殴った

それに対しても僕は怒り
口論となった

そして僕はセリフの途中で
背負い投げを喰らった

…なんでミッシェは
背負い投げなんか出来るんだ

「フゥ…
これで、少しは頭が冷えたかしらね?」

見下げるミッシェは
呆れた顔でこちらを見ている

そして
ミッシェの視線は
僕から外れ、友達Aへと変わった
「貴方も貴方よ
なんでこんなへんぴな所に
こんな金髪の美少女が居るか
なんで疑わないの?!」

腕を組み
見る目がないだの
視力はあるのかだの

ナルシスト発言を連発する


しかし、僕らは
ただその場でツッコミを
入れる事も出来ずに
ミッシェの言葉を聞いている事しか出来なかった…


こんな暴走は到底
僕が止められる筈はないんだ!
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