魔法使いですが、何か?
ティルとか言う子は
慌てて聞いてもいない
魔法使いの話をしてきた
「ティルちゃんは
色々悲劇的な出来事で
こっちに来なくてはならなく
なっちゃったのですよ」
ただテストで
赤点とっただけだろうが
身振り手振りを交えて
臨場感溢れる説明を始めた
ティルなのであった
その後も既に
違う魔法使いに説明された
魔法の世界やらの説明も
ごちゃごちゃ話された
「と、言うわけで
こんな可哀想な
ティルちゃんに救いの手を
差しのべてなのですよ!」
「誰が犯罪者紛いの
不審者を泊めるか
大体僕は年下は恋愛対象外だ
ほら、出ていくんだ」
背中を押すとティルは
顔を真っ赤にして
僕の腹を思いっきり蹴った
しかし、小柄な女の子である
ティルの力なんて図り知れている
簡単に足を両手で受け止め
下へと落とした
…もう少し、下を蹴られなくて
良かった……
実は少し焦った
ティルはそれでも尚
ぐるるぅ、と獣のように
威嚇をしている
「ティ、ティルちゃんは
もう17ですよっ!!
チミみたいな子供と
同じにしないでくださいですよっ!!!」
意外な真実発覚
慌てて聞いてもいない
魔法使いの話をしてきた
「ティルちゃんは
色々悲劇的な出来事で
こっちに来なくてはならなく
なっちゃったのですよ」
ただテストで
赤点とっただけだろうが
身振り手振りを交えて
臨場感溢れる説明を始めた
ティルなのであった
その後も既に
違う魔法使いに説明された
魔法の世界やらの説明も
ごちゃごちゃ話された
「と、言うわけで
こんな可哀想な
ティルちゃんに救いの手を
差しのべてなのですよ!」
「誰が犯罪者紛いの
不審者を泊めるか
大体僕は年下は恋愛対象外だ
ほら、出ていくんだ」
背中を押すとティルは
顔を真っ赤にして
僕の腹を思いっきり蹴った
しかし、小柄な女の子である
ティルの力なんて図り知れている
簡単に足を両手で受け止め
下へと落とした
…もう少し、下を蹴られなくて
良かった……
実は少し焦った
ティルはそれでも尚
ぐるるぅ、と獣のように
威嚇をしている
「ティ、ティルちゃんは
もう17ですよっ!!
チミみたいな子供と
同じにしないでくださいですよっ!!!」
意外な真実発覚