魔法使いですが、何か?
「何よその顔は…
酷く嬉しそうに眉を
寄せてるじゃない」
「お前はこの顔が
嬉しそうな顔に見えるのか」
「えぇ見えるわ
素敵に歪められた醜い喜ぶ顔に」
「喜んでねぇ!!」
と僕が身を乗り出して
抗議をしようとしたら
いきなり、手が目の前に
突き出てきた
その手には可愛らしいキーホルダーが握られていた
「……へ?」
目を逸らして
遠慮がちにミッシェは言った
「元々、私がここで3日も
平和に過ごしているのも
昴が私を連れて来てくれた
おかげ…なのよ……
だから……その……」
徐々に頬を染めて
ぶっきらぼうに吐き捨てるように
彼女は言った
「あっ、あり…ありがとうっ」
なんだこれは
なんだこの状況は
僕はゲームの主人公なのか?
あの傲慢な僕に対して
ツンツンツンな奴が……
頬を赤らめて
デレているだとぉぉー!?
こいつはツンデレだったのか
普段は僕に対して
横暴な態度なのが
影響して非常に可愛く見える
なんだこれは…
ここから新たな恋が
芽生えていくのか?!
そうなのか!?
酷く嬉しそうに眉を
寄せてるじゃない」
「お前はこの顔が
嬉しそうな顔に見えるのか」
「えぇ見えるわ
素敵に歪められた醜い喜ぶ顔に」
「喜んでねぇ!!」
と僕が身を乗り出して
抗議をしようとしたら
いきなり、手が目の前に
突き出てきた
その手には可愛らしいキーホルダーが握られていた
「……へ?」
目を逸らして
遠慮がちにミッシェは言った
「元々、私がここで3日も
平和に過ごしているのも
昴が私を連れて来てくれた
おかげ…なのよ……
だから……その……」
徐々に頬を染めて
ぶっきらぼうに吐き捨てるように
彼女は言った
「あっ、あり…ありがとうっ」
なんだこれは
なんだこの状況は
僕はゲームの主人公なのか?
あの傲慢な僕に対して
ツンツンツンな奴が……
頬を赤らめて
デレているだとぉぉー!?
こいつはツンデレだったのか
普段は僕に対して
横暴な態度なのが
影響して非常に可愛く見える
なんだこれは…
ここから新たな恋が
芽生えていくのか?!
そうなのか!?