魔法使いですが、何か?
「やはり頭の打ち所が
悪かったようね……
似非くさい歯が浮くような
台詞を吐きやがったもの」
はぁと深いため息
ミッシェさん
後半言葉遣いが悪いです
「ふわぅぅ~
遂にすばる君も
ティルちゃんたちの
仲間入りですよ?」
遂にってなんだ
きゅるんっとした目で
興味深そうに見るんじゃない
このロリッ娘が
「おぉっ!!昴くんっっ
ずいぶんとお前を
誤解してたようだっ!!
まさか俺とミッシェの
愛のキューピッドになっ
「さぁ、何はともあれ
勉強するぞー」
僕はスルースキルを
身に付けたようだった
なんと言っても
試験までの時間は後僅か
それまでに僕は
こいつらを並みのレベルまで
三匹いっぺんに
上げる事は無理難題
な訳であるが…
とりあえず
ミッシェ以外の奴は
今どのくらいのレベルで
あるのかを把握して
置かなければならない
ミッシェよりも
高いレベルである事を
願わざるおえないが……
…うーん
無理だろうなぁ
あまりいい事は
望めないが、兎にも角にも
実力診断開始