純愛☆片思い
二人は隣どうしになっていて、照れながらも二人で楽しそうに会話をしていた。
優希の笑顔。
届きそうもないよ…。
優希のことが好きで好きでたまらない。
なんでそっちを向いているの?なんで、私のことを見てくれないの?
「どうかした??」
「ううん!!なんでもない!いちゃいちゃするならよそでやれってね!ただでさえこんな暑苦しいのに…」
「ほんとだよぉ!!!」
私の席は優希とすごく離れていた。
1番前の席。
優希…。
この想いを伝えるのはまだまだ先になりそう。
ま、気長に頑張ってみますか…。
「そういえばさぁ、中総体近いよねぇ…。」
「そうそう!!吹奏楽今大変なんだよぉ…」
7人グループで話していた。
「大変たってまぁゆはプラカード持ちでしょ!!オーボエなんだから!!!」