純愛☆片思い
「あっ先輩アウトです!!」
「アウト??」
私は急いでプラカードを上げた。
「あっ先輩、今は音鳴らしちゃダメです!!」
私がプラカードをあげる時だった。
俊樹君が私の手を掴んで急いで下ろした。
「あっごめん…。」
「今日、吹奏楽って何時までですか??」
「多分もうそろそろで帰るよ?中で練習すると思う。楽器もみんなも暑さに弱いからさ。」
「俺、応援団長なんですけど、野球、これからルール説明できる時間があるんですけど、先輩時間ありますか??」
「あっどうせプラカード持ちは楽器練習しなくてもいいから時間はたーぷりあるよ!!」
どうせ練習しなくてもいいんだ…
あっでも…。
「あっでも口がなまるの嫌だから基礎練だけしてもいい??」
「全然大丈夫です!!
先輩熱心ですね。」
「うん、吹奏楽大好きだから!!俊樹君だって野球に熱心でしょ??」
「はい!野球大好きっすから!!」