純愛☆片思い
私は一通りの基礎練を終わらせた。
そして急いで楽器を片付けていた。
「あれ?まぁゆ今日早めに帰るの??」
吹奏楽の友達の一人が聞いてきた。
「ううん…
野球少年に野球のルールを教わってきます!!」
私はぴしっと敬礼をした。
「おぅ!!頑張ってきたまえ!!」
って言って友達と別れた。
「わざわざありがとね?」
「いや、大丈夫ですよ。
俺も応援の練習以外することないですから。」
「あっプラカード持ちと一緒だぁ。」
「そうっすね」
「大切なことしてるのになんかのけ者だよねぇ。」
「あっ先輩あそこに行きましょう。」
階段の下の木陰。
暑くなさそう。
そこでいっぱい教わった。
「えっなになに?
もう一回お願いします!」
「いいっすよ。
ここで打ったら、これを上げるんです。」