大切な1ページ
『ねぇねぇじぃちゃん…どうしてさやは行っちゃダメなの?あたしの妹なのにぃー』
「今頃、お母さんはさやかの妹を産むために闘ってるんだよ。明日には逢えるだろうから今日はお母さんと妹をここで一緒に見守っていよう。ほらこのお菓子でも食べてなさい。」
じぃちゃんはそう優しく私の頭を撫でたあとテーブルの上にあったクッキーを私に差し出した。
『うん♪♪おいしい~』
「おいしいなー。」
何時間も何時間も待っていたけれどお父さんからの電話はなく、それから電話が来たのは夜、私が寝た後だった。
「今頃、お母さんはさやかの妹を産むために闘ってるんだよ。明日には逢えるだろうから今日はお母さんと妹をここで一緒に見守っていよう。ほらこのお菓子でも食べてなさい。」
じぃちゃんはそう優しく私の頭を撫でたあとテーブルの上にあったクッキーを私に差し出した。
『うん♪♪おいしい~』
「おいしいなー。」
何時間も何時間も待っていたけれどお父さんからの電話はなく、それから電話が来たのは夜、私が寝た後だった。