吉原くん炎上す

彼の家は1年半前に母が再婚し、義父と同居するようになりました。

吉原正孝は再婚した義理の父にうまく馴染めませんでした。

もともと社交的ではない性格も手伝って、当初からうまく義父と話すことができませんでした。

それが気に障ったのか、3ヶ月もしないうちに義父の虐待が始まりました。

殴る。蹴る。タバコの火を押し付ける。

肉体的なダメージ以外に、精神的にも追い詰めていきます。

「生まれてこなければよかった」
「目障りだ」
「死ねよ」

日ごろから何かあるたびに彼は義父からそのような事を彼に言い続けました。