吉原くん炎上す

あの吉原くんが携帯を持っているなんて!

ってことでまずは驚いた。

しかも、ブログを書いているという事でさらにびっくり。


いやー、これは驚いた。

何を書いてるんだろうって画面を再度スクロールしようとしたら、ガラッと教室の後方のドアを開く音がした。

振り返るとそこに吉原くんがいた。

やばっ、と思った。


「それ」

と吉原くんは感情のこもっていない声で言った。
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