吉原くん炎上す
帰りの電車では寂しさを紛らわすように終始読書に没頭した。
ネパールからパキスタンへ、そしてアフガニスタンを経由してイランへ。
その間に新宿へ到着。
アジアから中東に入りトルコに行き着いたあたりで私は地元の駅に到着した。
母は特に私が何処に行っていたのかも気にならなかったみたい。
「あら、おかえりなさい」
出かけていた事すら知らなかったんだろうな。
私は母が作ったカレーを一緒に食べてからお風呂に入った。
それにしてもハードな1日だった。
でも、気合を入れないとな。
これから重要な仕事が待っているんだから。