愛はそこにありました。
……アタシは

それからの数日を

博斗サンの部屋で

ぼーっと過ごした…





何日経ったかわからなくなった頃



仕事に行った


忘れる為に…

このぐちゃぐちゃになった気持ちを消す為に…




久しぶりのお酒は
美味しくなかった


大好きなフルーツも食べられない


トイレで何度も吐きながら
むちゃくちゃ働いた





忘年会シーズンはアタシの救いになってたんだ…







……………………………

お正月を迎え

正月休みを博斗サンと過ごした



ご飯を食べないアタシに苦笑いしながら

ずっと傍にいてくれた




あの日の事は謝ってくれた…


でも

もう…

アタシの心には響かない…


空っぽの心を抱え
水分も取れないアタシは




とうとう…
体の力を失った…
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