めがね
あれは本当だったんだ。
彼女は嘘をついたんじゃない。
真実を教えてくれたのに。
僕は自分の世界にとらわれて、それを信用しなかった。
大事なことを見失っていた。


彼女は本当に僕を好きだったんだ。

だけど離れなきゃいけなかった。

彼女は魔法使いだったから。

だから僕らは一緒にいられなかったんだ。
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