愛してる
あれから私は毎日病院に行っている。

ある日…
「なあ。由緒。」




「なあに?」


「俺…お前が…すっ…」


拓の顔が赤くなってる。
どうしたんだろ?


「なに?」



「いやっ!なんでもない!……ごめんな。」



「えっ?うん。」






「今日はもう遅いし帰れよ」




「そうだね!またね拓!」



「あぁ。」


拓がとても悲しそうな顔をした。




「拓…?」




「なあ由緒。」


「なあに?」




「明日、遊びに行かね?」




「えっ!でも外に出たらダメでしょ?」





「大丈夫だって!な?いいだろ?」





拓があまりにも嬉しそうに話すから私は…




「うん!いいよ!ぢゃあ明日くるね!」


って言っちゃたんだ。

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