年下俺様王子LOVEキッス
「そうじゃなくて、胸がドキドキしすぎてなの」
沈黙‥‥
「ごめんね」
『馬鹿…』
え?
『そんな直球に言うな』
トクンッ
大翔くん、大好き…
「だから、また手繋いで下さい」
わたしは大翔くんの片手に手を伸ばした
トクン‥トクン…
胸が熱い
わたしは大翔くんの手をそっと握った
「大翔くん‥?」
俯いている彼を見る
『んでもねーよ』
大翔くんはそう言うとぎゅっと手を握って公園を出た
「大翔くん、これから用事はある?」
『別に』
「わたしのお気に入りの所でお昼食べよう!」
わたしは顔をあげた
『どこ?そこ』
わたしは瞳を輝かせて言った
「コンビニ!」