年下俺様王子LOVEキッス
不意打ちkissと甘い嘘
―――――
――‥
「おいしかったぁ」
そう呟きながら大翔くんの横を歩く。
夕日の日差しが輝いて川に反射する。
そういえば‥もう、帰らないとなんだよね。
また、会える?
やだ、寂しいだなんて――…
「だ、大翔くん」
『あ?なに?』
"また、会えるかな?"
そう言おうとすればするほど喉がつっかえる。
『…なぁ。家電教えてよ』
「へっ?あっ、じゃあ携帯は…」
『苦手なんだよ、携帯。しかももってねぇし。教えてよ、家電』
クスッ・・肩を震わせて笑みを浮かべる。
大翔くんらしいな、なんて思ったり。