年下俺様王子LOVEキッス


『ん』

わたしに手を近づける

「え?何で…すか?」


『ハア…』"彼"は溜め息をついてからわたしの手をグイッと引っ張って歩き出した

あ…傘に入れてくれてるんだ…

「あ、ありがとうッ」

その言葉に"彼"が頷く


…あ、肩との距離近い

「カワウソ!」

わたしが声を上げると"彼"が「は?」という顔でわたしを見た

「可愛いですよね!」


『なんだよそれ』

"彼"はそういうと少し笑みを浮かべた


ドキッ

「あ!」
わたしが声をあげると彼がわたしを見た


「あの、わたしバス乗るんでここで‥」

すると彼が
『俺もバスに乗るんだけど』

と言ってきた

「そうなんだ!君もこのバス乗ってたんだね」

わたしは笑う

『別に』

それからバスがきてわたし達はバスに乗る
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