年下俺様王子LOVEキッス


「あ、あはっ」

笑ってごまかそうとするわたし


笑ってごまかすとかわたしのバカやろー!


『なんなのお前』

ズキン

冷たく言い放された一言

「‥き」

「好きだからです!大翔くんが!一目惚れ‥です!」

あっさりと出た告白

あぁ‥教会の歌が聞こえるよ‥(泣)

ゼッタイ‥絶対に振られます


すると大翔くんが笑い出した

『いいぜ、食事付き合ってやるよ』

や、やったーぁ!!

神様ありがとうございます!

アーメン……

(なぜ、アーメン?)

「じ、じゃあ行きましょう!」

わたしは彼の袖を引っ張った

『え?おい、前』


ガンっ


「い‥たっァ〜」

ちょいと、そこの街灯さんや痛いで

『はぁ…来い』

手を引かれてそのまま大翔くんに付いていった…

って!手!繋いで…!!

絡まる手…まるで恋人みたい…

指先から大翔くんの温もりを感じる……

どうしよ‥わたし今、凄く幸せだよ…大翔くん‥
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