恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




その言葉に頷き、彼女の後についていった。




ちょうど彼からは遅くなると言うメールが入っていたからだ。




「私は、コーヒーで。桜ちゃんは、どうするの」



気さくに声をかけてくる。




「じゃあミルクティーで」




まさか元カノと現カノの修羅場とは、思わないだろう。




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