恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




「…私の名前知っていたのですね」




ミルクティーが運ばれ、一口飲む。




「凪から聞いたわ。」




彼女もコーヒーを飲む。



「あなたも私のこと聞いているでしょ」




大人の女性といった感じの仕草。




「凪くんの…幼なじみから」




「あら。そうなの」




爪の先まで行き届いている、お手入れ。




コーヒーを飲む際、赤いマニキュアが塗ってあるのを発見した。





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