恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




ケータイを取り出して、撮った。




それを由利に送る。




由利はこう見えて、花博士。




何でも知っている。




数分後、メールの返信。




「…勿忘草…?」





絵の桜が持っている花は、勿忘草。




勿忘草は、聞いたことがある。







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