恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




時は2週間前にさかのぼる。




あの日から週に一回、聖蘭高校に行っていた。




そして放課後、とろい私とまだ描いている彼だけが残っていた。




彼は桜を描いている。




私は本当は彼と話したい。




しかし図々しい子だと思われなくない。




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