恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




何かに引っ張られ、そのまま勢いよく何かにぶつかりそうになった。




「桜ちゃん。」




「染伊さん…」




この頃、咲良を見かけなかった。




理由はわからない。




しかし、咲良がいなくてほっとしたのも事実だ。



< 44 / 281 >

この作品をシェア

pagetop