恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




「私には凪しかいないのよ。あなたには、篠崎さんと言う友人がいるでしょ。私には凪しかいないの」




―そういえば、美術部の活動で染伊さんだけ浮いていた。




「なのに…凪のこと何にもわからないあなたが凪をとらないで!」




最後の一言は染伊さんの怒鳴り声付き。




< 47 / 281 >

この作品をシェア

pagetop