恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




「あ、あのさ」




「何。」




彼はまだ描いている。




「プレゼント…どうだった?」




プレゼントが今も気になる。




…やはり彼女に渡したのか。




「あぁ。喜んでいたよ。ありがとう、大洲さん」



あぁ、笑顔!




あと名字初めて呼んでくれた!




「本当?良かったよ」




内心興奮しながら、言った。




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