恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




今度は自販機で買ってきたミルクティーを飲んでいる由利。




「おい、そろそろチャイムが鳴るぞ」




担任ではない宍倉先生が、教室に入ってきた。




「先生~!間違えていますよ~」




リーダー的な女子が言う。




「いや、合っている。担任の東山先生は、出張で今日1日は俺が担任する」




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