恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




後ろにめくったから、2十番からの人だ。




私の出席番号は、24。




当たりませんように…―



「え~と、24番大洲さん。よろしく」




にかっと笑う宍倉先生。



マジですか~!?




思わず嫌な顔をする。




「これ終わったら、早く先生のところに来い」




宍倉先生のファンの人は、私を羨ましそうな顔をしている。




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