恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




「宍倉先生…」




なぜ私を呼ぶ。




「今日も社会科準備室な」




私の存在がわかったのか、一言だけ言って去っていった。




「また社会科準備室か~」




またにやりと笑う由利。




「本当にそんなんじゃないからね」




何か色々な妄想を止めるため、釘をさした。




「ちぇっ。つまらないな~」




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