【完】俺の守護霊






害がない…






行く場所もない…






なら…






「ここにいれば?」






何故だろう?





さっきの寂しそうな顔が忘れられなかった俺は気付けば美緒にそう言っていた。






『え、いいの?』





驚いた表情でこっちを見る美緒。






「しょうがないだろ?
ここまで聞いてほっとくなんて出来ないし…
害は無いって言うし」







『害って…』

















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