【完】俺の守護霊
他に言い方があるかもしれないけど、今の俺には思いつかなかった。
「そのうち成仏するんだろ?それまでここに置いてやるよ」
『…いいの?』
「あぁ」
仕方ないからな。
『ありがとー!翔大好き!
あたし、頑張って守護霊なるから!』
ニコニコ笑顔になった美緒。
「いや、別に守護霊にならなくていいから」
こうして
俺と自称、俺の守護霊美緒との生活が始まり、
俺の平凡な生活が
乱れ初めたんだ…。