【完】俺の守護霊
「まぁ、どのみち俺より年下か」
成人してない子を家に置くとか…美緒が生きていたら犯罪になるかも。
『年下嫌い?あたしは年上全っ然オッケーだよ!』
俺が考えてる事も知らずに呑気に顔の前にオッケーサインを指で作る美緒。
「はいはい」
いちいち相手にしていたらキリがないと言う事を学んだ今、俺は流す。
まぁ…とにかく。
「気付いた時はあの病院にいたんだな?」
食べ終えた食器を流しに持っていきながら確認する。