【完】俺の守護霊







美緒か…と振り返りながら一瞬思ったけれど、




美緒じゃなく、さっき診察した患者さんだった。





「どうかしました?」




さっきの診察の時に聞きそびれた事があったのかもしれない。




そう思った、俺は首を傾げながらそう聞くと、




その患者さんは、





「あの…アドレス教えてもらえませんか?」




俺に近づき少し上目遣いで聞いてきた。


















< 51 / 251 >

この作品をシェア

pagetop