【完】俺の守護霊






翔以外にもあたしを見ることができる人がいたなんて…






びっくり!






でも、ちょっと嬉しかったかも。





無愛想で怖そうだけど。







『翔!』





この事を早く報告したいと思いながら診察室のカーテンを開けると、






誰もいない。





『あれ?』






もしかして、もう帰っちゃったのかなぁ?






まさか…ね。







さすがに翔は怒っててもあたしを置いて帰るようなことしないでしょ。















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