野球バカ☆

隣の席


廊下側の一番後ろの席。


私は窓の外の眺めていた。





ふと、私の大好きな君の声がした。









「何見てんの?」





「ん?外……。」





はぁぁぁ……。






何でいつも私はそんなつまらない答えしか返せないんだろう……。






君も窓の外をちらっと見る。
















でも、いつも思う事がある。


席が離れてしまったら、もうこんな会話も出来なくなる?




それだけは………。
それだけは嫌。






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