はちみつレモン
目の前の光景が信じられない。
ずっと黙りこんでる私を見て隣で一緒に見ていた綾香が、
「心音、帰ろっか…」と言い出した。
私もこれ以上見ていられなくてコクンと頷いて
私達は自分の家に向かって歩き出した。
帰り道、綾香は私を心配して私の家まで送ってくれた。
「ごめん。あたしが尾行しようって言ったから心音に辛い思いさせちゃったね…。」
と綾香が帰り際に言った。
「私は綾香が悪いなんて1ミリも思ってないよ!むしろ綾香には感謝してるんだよ?
綾香が居なかったらまだかずきの浮気なんて分かんなかったんだから。今日は本当にありがと!」
となるべく笑顔で返した。
本当は今にも泣き出しそうだったけど今日ずっと綾香に一緒にいてもらって沢山心配もかけたからこれ以上綾香に迷惑かけをたくなくて…。
綾香はまだ責任を感じてる様子だったけど「辛くなったら無理しないであたしに言ってね」って言って帰った。
家に入ると誰も居ない。
まだお父さんとお母さんは仕事で家にいないし、今日はお兄ちゃんも友達と飲み会があって私1人なのを思い出した。
いつもは1人は寂しくて嫌になるけど今の私には誰もいない事がありがたかった。
ずっと黙りこんでる私を見て隣で一緒に見ていた綾香が、
「心音、帰ろっか…」と言い出した。
私もこれ以上見ていられなくてコクンと頷いて
私達は自分の家に向かって歩き出した。
帰り道、綾香は私を心配して私の家まで送ってくれた。
「ごめん。あたしが尾行しようって言ったから心音に辛い思いさせちゃったね…。」
と綾香が帰り際に言った。
「私は綾香が悪いなんて1ミリも思ってないよ!むしろ綾香には感謝してるんだよ?
綾香が居なかったらまだかずきの浮気なんて分かんなかったんだから。今日は本当にありがと!」
となるべく笑顔で返した。
本当は今にも泣き出しそうだったけど今日ずっと綾香に一緒にいてもらって沢山心配もかけたからこれ以上綾香に迷惑かけをたくなくて…。
綾香はまだ責任を感じてる様子だったけど「辛くなったら無理しないであたしに言ってね」って言って帰った。
家に入ると誰も居ない。
まだお父さんとお母さんは仕事で家にいないし、今日はお兄ちゃんも友達と飲み会があって私1人なのを思い出した。
いつもは1人は寂しくて嫌になるけど今の私には誰もいない事がありがたかった。