もう君に会えない
今、君を求める右手を

私はどうしたらいい?

問い掛けても 空は

ただ雪を降らす

右手をそっとしまい、

橋の上、川を眺める

ここから跳び降りたら

君に逢える?

君と共にいられる?

死ねる覚悟の無いまま

橋に手をかける

その時だった
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