太陽と花~思い出のひまわり~
そして、月曜日。



会社に着いた私は、メールの事を思い出した。



いや、思い出したという言葉はふさわしくない。



だって、太陽君の事が、メールの事がずっと頭から離れなかったのだから。



メール・・・今日はしなくては、太陽君に悪いよね。



でも、いったい・・・私はなんてメールをすればいいの?



でも、名刺をくれた太陽君は、私の事を花だって分かっていないはず。



ならば、上司と部下という形だけでメールを送れば良い?



私は当たり障りの無い文章のメールを太陽君に送る事にした。


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