太陽と花~思い出のひまわり~
俺は麻里を見付けた。



いかんいかん!



花は今、仕事中だし邪魔しちゃいけない。



俺は麻里の所へ行った。



「裕一!今日は花とデートなの?」



「おう!」



「良かったじゃん!」



良かったのか?



そう、良かったんだ。



今日は花とずっと一緒にいられる。



きっと、花は悩み事を抱えているんだ。



俺が花を支えてあげなくては。



悪い方へと考えていく気持ちを、俺は必死に抑えていた。



【裕一sideおわり】



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