太陽と花~思い出のひまわり~
何よぉ。まだ買い足りないの?



と思って麻里の方を振り向く私。



「あれなんかどう?」



麻里の指したのはチェック柄のふわふわのワンピース。



大きなチェックでちょっとカラフル。



でも、肩は隠さず肩紐だけ。



「似合うと思うよ?


麻里色が綺麗なの似合うし。」



「じゃなくて、私はさっきから花のを言ってるの!」



えっ・・・?私?!



「いやいや、あんなに派手なのはヤダ!」



「えーっ?花絶対似合うよ!」



「駄目駄目!」



「じゃあ、私が買ってくる!」



っておいおい。



結構強引ではありませんか?麻里ちゃん・・・。



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