太陽と花~思い出のひまわり~
「軽井沢なのよ!別荘地なのよ!


誰も知ってる人なんかに逢わないって!」



って、麻里さんおっしゃいますけどね。



自分は肩が隠れる清楚な感じの選んだじゃないですか!!



しょうがないので、さっきまで来ていた白のボレロを羽織った。



これなら肩を出さずにすむもんね。



とりあえず納得した麻里と私は、太陽君の喫茶店へ。



「花?場所覚えてる?」



「うん。なんとなく。」



本当はなんとなくではない。



ちゃんと鮮明に覚えている。



『ひまわり』という名の喫茶店・・・忘れるわけがないもんね・・・。



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