太陽と花~思い出のひまわり~
そして、俺はこの前その昔の花ちゃんに逢った事を話した。



“ごめんね”の意味が誰でも良いから教えて欲しくて。



三上さんは分からないと答えた。



しかし、ずっと下を向いていた森下さんは、


急に顔をあげ、


「あの・・・、その子には今、大事な人がいるんじゃないでしょうか?


だから、あなたの事好きでもどうしようもならない。


だから、ごめんねと言ったのではないでしょうか?」



と言ったんだ。



まるで自分の事かのように一生懸命に・・・。


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