太陽と花~思い出のひまわり~
私が、そのキーホルダーを取ろうとすると、また握り返して、


「返す前に、聞きたい事が沢山ある。」


と、私をジッと見つめながら低い声で言った。



怒ってる?怒らないわけないよね。



「ご、ごめんなさいっ!」



私はとりあえず、謝らなきゃと思った。



「ここに座って。」


と、隣に座らそうとする太陽君。



1つあけて座ろうとすると、


「そこじゃない。ここ!」


と、椅子をポンポンっと叩いた。


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