太陽と花~思い出のひまわり~
「で?」



全く笑わない太陽君。



「あの・・・。」



どうしよう・・・。



何も言わない私に見かねた太陽君は、


「はぁ」と溜息をつき、


「もういいよ。」


と言った。



「さっきの・・・さっきの本当の事なんだろう?」



さっきの?



あぁ、『その子には今、大事な人がいる。


だから、あなたの事好きでもどうしようもならない。』


と言った事だろうか。


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