太陽と花~思い出のひまわり~
駄目駄目!私は裕一を選んだの!



今まで私をずっと支えてくれてたのは、裕一なんだから!



太陽君は1ヶ月だけの昔の思い出。



1ヶ月と2年の差は大きいんだから・・・!



その夜、私は裕一と一緒に帰った。



会社を少し離れると、手を繋いだ。



温かい大きな手。



この手を離しちゃいけないんだ・・・。



私はそれから無心で歩いた。



心を落ち着かせるために。



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