太陽と花~思い出のひまわり~
「太陽君!」



私は思わず駆け寄る。



「おう!」



笑顔で私に答えてくれる太陽君。



「で、誰がいないって?」



と、意地悪な顔をして私に聞く太陽君。



「ふんっだ!キリスト様よ!ちょっと出かけちゃってるみたい!」



と私は頬を膨らませ太陽君に言った。



「悪い悪い、ちょっと意地悪したくなって。


で、俺に何か用?


もしかして、逢いに来てくれたの?」



なんて優しい声で言うものだから・・・。



「うん・・・。」



と、私は顔を赤らめてしまった。




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